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プロフィール
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いつきち
年齢:
37
性別:
男性
誕生日:
1986/06/27
職業:
プーター
自己紹介:
瀬戸際の魔術師、うずらっちょです。
ここは良くも悪くも俺のスペースなのです。




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「それじゃ、乾杯といきますか!」


 山門川の土手にて。
 榊原隆太(13番)の提案で加川健介(9番)、酒井正輝(12番)、津田彰吾(17番)、仁科信彦(22番)の男5人で集まった。弐岡拓也(21番)も誘ったのだけど、彼は井伊裕輔(4番)、黒木晃(10番)と一緒に行動していたので誘えなかったのだ。
 22時半を周っているので、当然のように辺りは真っ暗。川を挟んで見える家々の明かりだけが照らしていた。

『カンパーイッ!』

 深夜の時間帯と言う事もあり、あまり大きな声を出すわけにはいかない。だが、出来るだけ出せる声を出した。
 みんなの右手には先ほどコンビニで購入した缶チューハイ。リュータとケンスケはビールだが。

「こーゆう場所で飲むお酒は違うねぇ」

 マサキ。凍結-13℃と言うチューハイのレモン味だ。

「これぞ正に青春って感じだね」

 俺、津田彰吾。酒井君と同じく凍結-13℃。ウメ味。

「おめーらもビールにすればよかったのに」

 リュータ。生一番と言う昔ながらのビール。

「ホントホント。こんな時くらいビール飲みなよ」

 ケンスケ。リュータと同じく生一番。

「俺らはまだ子供だからチューハイで十分だよ」

 ノブ。俺と酒井君と同じく凍結-13℃。味は期間限定アップル。

 アルコールが入った所為もあり、外は震えるくらい寒かったけど、少し顔が赤くなってるのがわかる。
 いやー正に青春だね。


「前までノブと話できなかったけど、今はこーやってお酒飲めてるのが嬉しいよ」

 ケンスケだ。詳しい話は知らないのだが、二年の時の修学旅行以来、中々話が出来なかったらしい。

「あー俺も。ケンスケ君話しずらいオーラ出てたし」
「うそだー。ノブに嫌われてると思ってたし」
「それ、誤解だよ」

 そこにマサキが割って入る。

「まぁまぁ、二人共さ。今は普通に話し出来てるんだからもういいじゃん」
「んまぁ、確かにね」
「ケンスケ君と話しが出来るようになったの、最近だって思えないしね」

「そんな事言ったら、俺もリュータと話しするようになったの最近だぜ」

 俺は今のクラスになってから、生理的にリュータの事を受け付けていなかった。正直、今みたく仲良くできるとは思いもしなかったもんだ。だけどそれが今、こーやってお酒を片手に語れてる。

「つーか、結構最近までリュータの事嫌いだった気がするし」
「ホントだよなー。ま、俺もショーゴの事嫌いだったけど」

ははははは。
 5人で笑う。
「ま、今笑えてるんだから、もう嫌いとか言わないの!」

 また綺麗にマサキがまとめてくれた。
 ホント、嬉しかった。これからも付き合っていける仲間と巡り会えた事が。
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「しっかたないなぁ、拓ちん代打で出てくれる?」
 監督兼キャプテンを務めている加川健介からの命令だ。
「あ、放送部!長田聡史の代打で弐岡拓也ね!!」
 ネクストバッターサークルの津田彰吾。
「頼むよ、拓ちん!!」
 酒井正輝。
「俺の変わりにしっかりな~」
 長田聡史。
「弐岡くん頑張れ~!!」
 村崎歩美、芳崎里香、登川翔子。

 今日は学校の球技大会の日だ。俺、弐岡拓也はソフトボールに出場している。が、スタメンではなく、代打での出場なのだ。
 代打の理由?みんなが俺より上手いからに決まってるだろ。
 まぁとにかく。今D組は5-2でA組で負けてるわけ。そこで調子の悪い長田聡史の代わりに、俺がバッターボックスに立つ事になったわけ。さっきのF組との試合で俺はそこそこの成績を出したからね。
「プレイ!」
 審判をやっているのは、手の空いている野球部の二年。正直、名前も顔も全く知らない。
 そして相手ピッチャーは野球部所属の相川高次(あいかわ こうじ)。一年の時同じクラスだったけど、今じゃ全く交流はなし。
 そんな相川との対決。
 ワンナウト、ランナー二、三塁。俺の後ろには今日絶好調で野球経験者の津田彰吾。
 相川が振りかぶって、一球。
「ストライク!」
 審判の声が響く。
 速い。ベンチで見てたより、速い。よくこんなのが打てるよなぁ。加川に津田彰吾、ユークンに黒木君も。
「ストライク!」
 そんな事を考えていたら、二球目も投げられてしまった。よりによってストライク。ツーナッシングだ。
「弐岡くん!ガンバー!!」
 そんな女子の声援が虚しい。たぶん、相川から打てないから。
「歩美も応援してるぞー!弐岡くん!!」
 百瀬美咲。
 ・・・え?
 バッターボックスから足を外す。
「ほら、歩美。もっと応援しなって!」
 そんなやりとりがベンチの方から聞こえる。
 歩美って、村崎歩美さん!?
 村崎さんが、俺の事を応援してる!?
 村崎歩美さんは、クラスでも人気の高い女子だ。派手さは無いけど、凄く可愛い。ヤマトナデシコって言うのかな?そんなタイプの女の子。他のクラスにもファンが存在するくらいの人気者・・・そんな村崎さんが、俺を応援!?
「弐岡くん!!」
 声を上げて、応援してくれている、村崎歩美さん。お、俺、絶対に打たなきゃダメだよな!?津田彰吾なんかに、美味しい場面作っちゃダメだよな!?
 そんな事を考えていたら、津田彰吾と目が合った。
「さっさと打てよ。村崎さん、拓の事が好きなのかもね」
 本来なら怒りたい場面だが、緊張の所為か、顔がニヤケテきているのが自分でもわかる。冷静なのかテンパってるのか。よくわからないな。
 バッターボックスに戻り、足場を固め、息を整える。
 このチャンス、モノにしなきゃな。
「ボール。フォア」
 ストライクをファールで粘り(当てる度に歓声?が聞こえたのは嬉しかったな)、いい球を待ったのだが、フォアボールになっていた。ベンチからは「おお~」と聞こえていたが、俺としてはちょっと納得いかないよな。ヒットが欲しかった・・・
 そして津田彰吾がバッターボックスに入る。
「津田~打たなきゃ昼飯抜きだぞー」加川。
「津田くん、罰ゲームわかってるよね?」酒井くん。
「彰吾、打てなきゃ昼飯おごれよ!」ユークン。
「津田くんガンバー!!」百瀬さん達。特に登川さん・・・
 ちょっとしかめっ面な津田彰吾。でも顔は笑っている。
 恋人、登川翔子さんの前で緊張は無いのかな?

 結局、津田彰吾がホームランを放ち、守護神ユークンが三振を三つも奪ってこの試合には勝った。
 放課後、津田彰吾のホームランの話になり、「バーカ、彼女の前で恥ずかしいカッコが出来るかっての!」の一言で今まで隠していた登川翔子との交際を認める発言になってしまった。もっとも、二人共そろそろ言うつもりだったらしい。
 そんな津田彰吾を尻目にベランダで黄昏ていたら、村崎歩美さんがこっちにやってきたではないか!
「弐岡くん、お疲れ様!」
 笑顔で一言。
「弐岡君も打ててれば人気者になれたかもね」
 そう言って、視線をグラウンドに向ける。
「でも俺は彼女とかいないから、津田彰吾みたいには盛り上れないよ」
「弐岡くん、彼女いないんだ」
「うん。いないよ・・・」
 やばい。空気、悪くなったかも。
 しかし、村崎歩美が切り出した。
「あのさ・・・こ」
「歩美ー!!」
 芳崎里香が村崎さんを呼ぶ。
「ゴメン、またね」
 少し、寂しかった。が、
「夏休みになったら、一緒に、遊ぼうね?」
 振り向きざまに一言。
 男って単純なものだ。可愛い子にそんな事を言われただけで、元気になれる。で、でも遊ぶ約束した事になったんだよなぁ?これって・・・
 再び黄昏る。
 村崎さん・・・かぁ。もしかして、俺の事好きなのかなぁ。
「拓ちん!カラオケ行くよ!!」
 いつものような酒井正輝の誘いに「おうよ!!」と返事をする。
 そして、そんなわけないよなぁ、と心の中でため息をついた。

 いつものメンバーでのカラオケだったのだが、津田彰吾は誘わなかったらしい。てゆか、彼の目に入らないように教室から出てきた。
 仁科信彦はさておき、あんな堂々と彼女宣言しているのが許せなかったみたいだ。酒井くん曰く、ある種の罰ゲームだとか。
 ま、今の津田彰吾にはいいクスリだよな。
 男の友情を疎かにするなって事だね。


「ね、ねぇ」
「ん?どーしたの?登川さん」
「あ、あのさ・・・」
「・・・?」
「津田くんって、その、幼馴染の美紗ちゃんの事好きなの?」
「好きって言うか、自分の姉的な存在であって、妹のような存在であって・・・」
「そ、それじゃ、前に付き合ってた人っていうのは?」
「もう会えないし連絡取れないし、早く忘れたいよ」
「そ、そっかぁ・・・」
「登川さん?」
「うん?」
「登川さんは、純也君の事、どー思ってるの?」
「純也はホントに兄弟みたいな存在だよ。兄みたいで、弟みたいな」
「そ、そっか・・・」

 文化祭の打ち上げで、今地元の遊園地に来ている。遊園地と言っても全然人はいなく、休日の夜だと言うのにカップルなんて殆どいやしない。地元の小学生や中学生、小さい子供連れやオジイチャン、オバアチャンが散歩で来るような場所だ。
 そんな遊園地で、文化祭の打ち上げをしている。
 お昼から夕方にかけてバーベキューをしたり、釣堀で魚を釣ってきたりして、夕方からは残れる人は残って肝試しをやる事になったのだ。地元じゃちょっとした心霊スポットでもあるしね。
 そして今、俺、津田彰吾は登川翔子と脅かす役として、茂みに隠れている。・・・二人っきりで。


こっから思いつかないOTZ


 群馬県赤石市、大東亜鉄道赤石駅。
 時計の針は8時07分を回った。
 今日は幼馴染の津田彰吾とその彼女の登川翔子、彼女の幼馴染の小阪純也と私、星名美紗の4人で東京まで遊びに行く約束をしていたのだ。なのに、私を除く3人はまだ来ない。
 彰吾と翔子の二人は付き合っているし、昨夜もさぞ熱い夜を過ごしたのかもしれない。でも時間は守って欲しい・・・小阪純也は、そう言えば朝は苦手だから遅れるって言ってたなぁ。でも前もって遅れるって言うのもどうかと思う。
 
「美紗ちゃん!」

 振り向くと肩で息をしている小阪純也がいた。見た感じ、家から走ってきたようだ。

「お、遅れてごめん・・・遅刻、しない、ように、目覚まし、セットした、んだけどさ、・・・ね、寝坊しました!!」

 彼なりの精一杯の弁解だった。好きになっている所為か、その姿がまた少し可愛く見える。いやはや、恋をすると恐ろしいものだ。

「あれ・・・翔子は?」

 自身の幼馴染である、登川翔子の事を気にかける純也。

「彰吾と二人してイチャイチャ今もイチャイチャしてるんじゃないの。それか、」自分で言っておきながら言葉に詰る。もしそうだとしたら、彰吾のヤツ、気が利きすぎだ。
 そしてその言葉の続きを純也が言った。「それか元々俺達だけにするって計画だったとか?」ちょっと皮肉交じりの言い方で。

「彰吾に電話してみるから、翔子ちゃんに電話して貰えるかな?」
「おっけー」

 彰吾のヤツ、呑気に「おはよー」なんて言ったら、言ったら、どうしよっか。ああ、今日のお昼ご飯代、全額出させてあげよっか。
 そんな事を思いながら、津田彰吾のケータイに電話をかける。かける寸前、純也と目が合い、お互い同じような事を思っているようだった。これでお昼代が浮くなっ。

 しかし、電話の声の主は彰吾とは遠いものだった。優しそうな女性の声で『電源が入っていないか、電波の届かない・・・』と繰り返されるだけだった。純也の方を向くと、彼もダメなようで首を横に振っている。

 二人して肩で息をつく。ハァー。
 そして空を見上げた。
 まったく、二人共何やってるんだろ。ホントに、二人だけにする計画なのかなぁ。もう、彰吾のヤツ・・・

「ねぇ、美紗ちゃん」
 純也。
「あの二人が何考えてるかわからないけどさ、二人でボーっと突っ立てるのも何だし、先に東京向っちゃおうよ」
「で、でも彰吾達がすぐ後から来たら・・・」
「後から来て貰おうよ。もし事故とかだったら逆に連絡が来るでしょ?きっと、最初からあいつら計画してたんだよ」少し顔を上げて、照れくさそうに純也が言う。「先に行って、いっぱい遊ぶべ!」

 小阪純也に手を引かれ、駅構内へ向う。
 彰吾と翔子ちゃんの事は、ちょっと心配だけど、この際、純也君と二人だけで遊びに行くのもいいだろう。いや、本当は純也君と二人で遊びに行きたいのだ。今まで4人で遊んできたけど、そろそろ二人だけと言うのもいいだろう。何より、彼の事が好きなのだから。

 外は晴れ。前には好きな人。
 出足を少しくじかれたけど、今日一日は楽しい日になるだろうな。



galleryで使おうと思った駄文。文才欲しいなぁOTZ
てゆか、俺ってやっぱり詰めが甘いね。
文章の〆方がわかんねーよ!!
おやすみっす('ー')ノシ


例えば、
A月I日にキャンプへ行く事が決まったとしよう。
主催はA君。
A君と特に親しいB君、
そして一緒に遊ぶ仲間である、C君、D君、俺。




ところが、
翌日のH日になってもキャンプへ行く為の集合時間や荷物、誰が車を出すのか。全く連絡が無い。
これはありえないと思った俺は、主催であるA君に確認を取りたかったが、連絡先を知らないので、彼と親しいB君に連絡を取った。

俺「こないだAが言ってたキャンプの件だけど、何か聞いてる?」
B君「え、俺も何も聞いてないよ」

仕方が無いのでB君にA君とC君に連絡を取ってもらい、俺はD君に連絡を取ってみた。だが、主催でA君には連絡通じず、そして誰もキャンプの予定など知らないと。

どーするのか、と思っていたらA君から返事があったとB君に連絡が来た。

A君「俺仕事で無理だから」

仕事。まぁ仕方ない。そこは一歩譲ろう。
けれど、彼の言いっぷりだとI日が仕事になるのは前持って知っていたようなのだ。だがしかし、彼は全く連絡をよこさなかった。
普段から自分が社会人であり、給与がいい事を他人に自慢している彼だけあり、その行動には頭に来た。だが、何かどーこーすると言う以前に完全に呆れてしまった。

そしてその時にわかった。俺もこんな風に思われた瞬間があったのだと。

まぁとにかく。
主催である彼は当日直前の夜に行けない事が判明。
ならば計画そのものは一体どうなるのか、考えた。
俺としては、久しぶりの仲間とのキャンプなので是非とも行きたい。
そしてA君を除く3人も依存は無いようだ。

結局、俺がその場を仕切ってキャンプへ行くようになった。


そして思った。
もしも俺が何か言わなければ(と、言っても何か言ったのは前日の夕方だったのだが)、この計画はどうなっていたのだろうか。
予約をしなくても平気な場所だったので予約を入れなかったのだが、それギリギリまで何も行動しない各々に少しばかり、そしてギリギリのギリギリまで何も言わなかった主催に、憤りを感じた。
まぁ実際、俺もそのような経験(この仲間たちは関係の無い場所で)があるので何も言わなかったが。



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