まず一言、ありえない。
映画だから原作通りに行かないのはわかってるけど、流石にこれはありえないと思う。もうホント。俺途中で飽きてマジックでガンプラ塗装してたくらいだし。
まぁ、一個一個あげてみます。
■テツ先輩、フユミ先輩
この二人って、原作だととっても重要なキャラクターだと思うわけですよ。それなのに、あの程度の扱いですか。しかもフユミ先輩は先輩じゃーなかったし!!
レンタルビデオ屋なのはいいとして、映画だからエッチなシーンは無理だとしても、もっと重要なキャラクターじゃないですか。フユミ先輩はシュウジの初恋の相手だよ。テツ先輩だってあんな人じゃないよ!!
とにかく、観てみればわかると思います。原作ファン・・・ならきっと二人の先輩の扱いの酷さがわかると思います。
■アケミ&アツシ
アケミがアケミっぽくなーい。でもこれは映画化において仕方の無い事ですか。それでも、フユミ先輩を知らないアケミは駄目だと思う。
アツシもさー、あんなサッパリした人じゃないよね映画化だからしかたないk(ry アツシがジエータイ入って、死体が焼かれてるシーンを見て戦争について色々感じるシーンは必須だと思ったんだけどなぁ。
■シュウジ&チセ
シュウジ、もっと無愛想でいいと思った。
チセ、もっとドジでいいと思った。
■全体的にみて、もう駄目だと思った。ホント、映画館に行ってみなくてよかったよ。
チセの羽とか、兵器の部分に力入れてたのはよかったかもしれないけど、重要なのはそこじゃないだろ、と。シュウジとチセが葛藤の中で本当の恋を見つけるのがこの作品なんじゃないとかと(まぁ、俺の意見だが)。
原作大好きな人は、観るべきではないと思います。
やっぱ、いい漫画とか、本とかだからって、何でもかんでも映画化するのは間違ってると思う。バトルロワイヤルにせよ、セカチューにせよ、このサイカノにしろね。たまたま俺がハズレばかりを引いてしまった、もしくは原作が好きすぎたからかもしれませんが。
最後に。
原作6巻の港町での駈落ち生活が中途半端に終わったのが残念です。
それにエンディングへのもってき方が強引すぎると思いました。
でも、100円(今日はレンタル100円の日)並の価値はあったと思います。
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